2024 辰年
・2023年は地方に行く機会が多く、広い空を見る機会が多かった。地面や川から繋がる先に空があり、雲や川や水に竜を感じた。
・神社の手水舎(ちょうずや)に竜がモチーフの水口があるが、日本では竜が水神として祀られていたことに由来することを知った。
・兼六園内にある石川伝統産業で工芸館で見た「加賀提灯」の色使い、和紙の滲みが美しかった。
・五色(緑、赤、黄、白、黒)は五行思想の青龍、赤龍、黄龍、白龍、黒龍から。
・色が混ざり合う瞬間を切り取ることで、”今”を表現。
・混ざり合う瞬間の美しさはアイスコーヒーにミルクを入れた時に感じた。
・ChatGPTでも作ってみたが立体的な表現はリアルの方が面白く美しかった。
2024年 Trial and Error [試行錯誤] 。挑戦し続けたい。今を大切に。
2023 卯年
・鹿沼に訪れた時、1827年江戸幕府から発令された質素倹約令により彩色彫刻が禁止され、白木彫刻屋台に移行したが、屋台自体は分解出来たので蔵に彩色彫刻屋台を隠したという話を聞けて面白かった。
・ウサギは1羽、2羽と数える。由来は諸説あるが、獣の肉を食べることが許されなかった時代に、鳥に見立てて欺いたという説がある。諸説あるというのも面白い。
・色(パール、ルビー、サファイア、エメラルド、トパーズ)はセーラームーン(漫画)をモチーフとした。セーラームーン:月野うさぎ
・琥珀糖はジブリパークのお土産にあった耳をすませばのビジュー缶で知った。
・丸皿はサツキとメイの家と明月院の丸窓を参考にした。
・長耳、ジャンプ、雪国における保護色(カモフラージュ)、生物学的特徴からか文化的にも様々な物語を持つうさぎの面白さ。
・『ウサギの文化史(赤田光男)』に書かれていた、異常性を日常性の中に導入し、日常性の再生をはかろうとするというアニミズムの話は掘り下げていきたい。うさぎをモチーフとしたキャラクター性にも繋がる話だと思う。
・うさぎ作ってて、気づいたらPEACEになってた。
2023年 迷ったらやる。迷ったら行く。行動することから繋がる何かがあることを忘れない。
参考文献
赤田光男 『ウサギの文化史』、今橋理子『兎とかたちの日本文化』、武内直子『美少女戦士セーラームーン』
2022 寅年
・昨年は思い掛けず映画との距離が近くなった1年だった。2022年も継続したい。
・暗闇だからこそ楽しめる「何か」を光跡を描くことで表現。(暗闇はコロナ禍であり、映画館や夜道)
・曲がり角の後のスピードダッシュ (スナップの気持ち良さ)、カウンター力を磨く。
2022年「新しい何か」を作り出すため、意思と戦略を持って挑み、そのことで生まれる偶然を味わい、且つ躊躇わずのめり込みたい。
2021 丑年
・太陽を浴びたい! (外出したい!)
・黒を描くことで白を際立たせる。
・光と影は一体
・With (一緒に)
亡くなってしまった悲しみはとても受け止めきれないけれど、2021年、自分がまだ生きているということを大切にしたい、そして意味のあるものにしていきたい。
2020 子年
・オリンピックイヤー
・チーズで五輪を表現。スリップウェア風に作ろうとしたが、方針転換…。(行動したからこそ気が付けることがある)
・本朱の皿は日の出、日本、タメ(黒色)のお椀の蓋はサプライズ、おもてなしをイメージ
・キャンバスは自分で作る。世の中にキャンバスは溢れてる。
2020年、文化的豊かさを学び、グローバルに意識する。そして勝負する。
2019 亥年
・日本画の画材である岩絵具で制作
・光が反射しキラキラする様子でエレガント、影響、好奇心を表現
・赤色は日の出、情熱をイメージ
・線はウリ坊の模様、意志
一歩踏み出すことで次に繋がる、新しい気づきに出会うことがある。頭でっかちになり、自己完結しない
2019年、「余白」「行間」について学びたい。自分自身の想像力を鍛え、且つ「誰かの想像を生み出す」振る舞いを生活の中で意識したい
2018 戌年
・ダルメシアンの模様に加工をした。
・シルバー、ベージュ、ブラックはアール・デコ( 1925年現代産業装飾芸術国際博覧会 International Exhibition of Modern Decorative and Industrial Arts)を表現。
・赤は日本の伝統色である紅(べに・くれない)色。
・アートとはカウンターから生まれるものだと思う。
最近、装飾芸術に関心を持っている。芸術(Art)という言葉のイメージだと堅苦しい感じがするが、欄間や花柄の魔法瓶のような日常生活の延長にある表現方法についてだ。
2018年、自分なりのアート(Art)、美意識で世と勝負をする。
2017 酉年
・卵の割れに金継ぎをした。偶然、想定外を楽しみ、そこから新しい価値(お金含む)を生む。
・ショーウィンドウをイメージ inspired by Gene Moore
・紙にバニラの香り付けをした。画面以上の魅力。リアル(嗅覚)を楽しませる。
「考えるより先に体が動く」といった反射神経を2017年は鍛える。
かわいい、かっこいい、綺麗、ビビッとくる、味がある。そんな記憶のストックを増やしつつ、生産者としてときめかせていきたい。
2016 申年
・猿と人間との違い。「教養」をイメージした。
・見る人によって景色が変わる。
・デジタルに思いを込める。
・2015年からゴルフを始めた。年齢、性別関係なくプレーができる、練習しなければ上手くならない、練習すれば絶対上手くなる。そんなところに魅力を感じる。
学べば学ぶほど世界が広がる。2016年は学ぶことで、たくさんの人と共通項を増やしていきたい。
2015 羊年
・羊という動物自体はあまり身近ではないが、ウール(羊毛)製品は私たちの生活に欠かせない素材。
・加工後のウール製品から羊はなかなかイメージできない。
・実際に牧場に行って初めて知ったが、羊と言っても種類は様々で毛の違いが面白いと思った。
生活に溶け込んでいるが、実は何だか知らない。当たり前と言われることに疑問を持ち、物事の原点を知る(体験する)ことで視点を増やす。特にカッコ良さにこだわりセンスを磨きたい。2015年はアウトプットにも力を入れる。
2014 午年
・馬の好物はにんじんというイメージがある。(実際は違うらしい)
・にんじんと言えば、オレンジ色の根の部分。にんじんの葉は注目されない。スーパーでも効率重視のため切られて売られている場合がほとんど。
・にんじんのヘタは水に浸したり、土に植えるとあっという間に芽が出て葉がグングン伸びてくる。
・イラストレーター、フォトショップを使ってみたかった。
主役交代、視点を変える、伐られてもまた成長する、美しく生きる、自然を活かす表現をする。それらを2014年の目標とした。
2013 巳年
・PCから離れ、手で作りたかった。
・消しゴムでハンコを作成、一枚一枚表情が違うのも面白かった。
へびとHEAVY(退屈、重い)を掛けて今の自分の状態を表現。ものづくりに力を入れるを2013年の目標とした。
2012 辰年
・どうやって龍を表現しようか考えていて、ふと思い出した素材。すぐさま公園に向かうと、その木の周りににこれがたくさん落ちていた。
・龍は想像上の生き物、昔の人はどのようなものから龍を想像したのか考えた。
自分の視点で世の中を見る。オリジナルにこだわる、思い立ったらまず行動するを2012年の目標とした。
2011 卯年
地球に住む日本人としての視点を持つということを2011年の目標とした。